HosPACの趣旨―仲間探しをしませんか?

病院の中で、同じ病気をもつ人、病気や治療を克服した人、そして家族、医療者・・・みんなが集まっておしゃべりできたら、どんなに心強いだろう。院内患者会は、そんな想いをかなえます。院内患者会とは、医療者、患者、家族…みんなが集う病院の中の患者会です。院内患者会、それは心のよりどころ、仲間探しのためにとても大事なものです!

わたしたちは、院内患者会を開催したいと思う人、実際に運営している人を支援しています。

現在は、白血病、悪性リンパ腫、骨髄腫など、難治性血液疾患患者(家族)による院内患者会の設立、おしゃべり会の開催を全国の病院で進めていくための活動を主としていますが、他の疾患についてのご相談もお受けいたします。

 

      会長 新井辰雄(自己紹介)/ 副会長 佐藤ゆかり(患者会紹介エッセイ

 

第23回 院内患者会世話人連絡協議会 総会  案内

 

  ➡ 案内の詳細は、こちらを ご覧ください。

ブログ案内です!

患者会(血液腫瘍疾患関連)・がん患者サロンなどの開催情報

血液疾患関連フォーラムなどの情報

薬草:紫蘭・・・生薬:ビャクキュウ(白及)

人類は古くから、自然界の中で「病」を癒す薬を探し求めて来ました。その大いなる遺産の範疇に挙げられるのが、生薬と呼ばれているものです。近代科学技術を身に着けてきた今でも、そこには多くの自然の【叡智】が存在しています。

初夏ともなると、群生している紫蘭の紅紫色の花がよく目に留まります。自生している野生種は、日本でも準絶滅危惧種に指定されていますが、新宿御苑であれ長谷寺であれ、また近くのお庭などで見掛ける身近な宿根草です。日本も原産地の一つと言われて、万葉集(大伴地主)にも出てまいります。しかしながら、花に纏わる話が少ないようで、俳句の巨匠虚子に<君知るや薬草園に紫蘭あり>と詠ませているほどです。

紫蘭は、地下に球茎を形成し毎年数をふやします。この球茎を、蒸乾や熱湯処理後乾燥させたものが、生薬ビャクキュウ(白及)です。収斂性止血や排膿作用を持ち、外用薬としては火傷・あかぎれ・切り傷などにつかわれ、内服薬としては胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの止血に漢方処方に配剤されます。それらの薬理作用の主成分は、粘液質のブレティラグルコマンナンやでんぷん類です。

ビャクキュウ(白芨)は、生薬のほかにその粘着力を利用して七宝焼の制作過程で銀線を絵柄に沿って植え付けるときの植線工程での糊として使われたり、陶器の図柄の銅板転写法での印刷インクの増粘剤として顔料と混ぜて使われます。石碑などの古代の記録を転写保存する拓本の時にも、この白及が糊として重宝されるようです。

人体への塗布と陶磁器や拓本での紙・陶器への塗布に、接着力の微妙な強弱が生かされている点で、紫蘭が作り出すブレティラグルコマンナンが人工で合成されている多くの強力な接着剤にない強みがあるのが面白いことです。

参照文献:季節の花300・武田薬品工業㈱HP・東邦大学薬草園HP・㈱ウチダ和漢薬HP

 

                                    (文責:三鍋康彦)

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