通院患者のバッジ

山内千晶さまのFaceBookから、転載のご承諾を得て、掲載したものです。

  血液疾患の患者の場合、よく見かけが元気そうに見えるので、席を譲って貰うことが

  中々難しい。また、このようなバッジをつけることへの見方や意見は色々とあるよう

  ですが、九大病院がんセンターでこのようなバッジを作って、患者に寄り添った啓蒙

  支援をされていることに、注目したい。

                               (文責:百軒)

 

<引用文>

今日の勉強会で話題に上ったバッチ。

よく妊婦さんが公共交通機関を使う時
母体の安全を確保してもらうために
「マタニティキーホルダー」というのを
バッグにつけていますが...
それの通院・治療中患者バージョンです。

マタニティマークは基本、母子手帳を
公布される際に一緒にもらうことができます。
(ネットで売ってたりもするけどね…)
でも通院・治療中患者のモノは
公的なのはありません。
これは九大病院のがんセンターが作ったバッチです。

なんでこんなものが?
私は以前、血液疾患の場合…ということで
ここでも取り上げたことがあります。
「車内弱者」と言います。
がん治療というのは今や入院だけではなく
外来で通院しながら受けられる世の中です。
しかし怪我とは違い、そういう患者さんは
外見からではなかなか判りづらい。

治療中の患者さん、例えば血液疾患の場合
貧血などで立っているのも辛かったり
倒れて怪我でもすると、血が止まらなかったり
危険な場合が多々あります。
薬の服用中であれば、副作用でめまいがしたり
気分がすぐれないことも多々あります。
これは他のがんの方でも同じでしょう。
体力もなく、揺れる車内で立っているのは
大変危険な状態です。
「そう言う人は自家用車かタクシーにすればいい。」
という方もいらっしゃるでしょうが、それぞれの事情で
やむを得ず公共の交通機関を使わなければならない事が
どうしても起こるのです。

そう言う時に席を譲ってもらったり
高齢者や障がいを持つ方じゃないのに
優先席に座っていても、大丈夫なように
目に見えるマークを、ということで作られています。

しかしマタニティマークもそうですが
つけていることで、悲しいかな
逆に攻撃対象になる事もあります。

だから付ける、付けないはヒジョーに難しい、
と個人的には思いますし
私自身はこれをつけることはなかったと思います。

実際、西鉄電車内でマタニティマークの女性が
乗客の一人に「妊婦だからって偉そうにして。
ホントに妊婦なの?肥ってるだけじゃないの?」
と暴言を吐かれてた場面に遭遇し、看護師の友人と
二人でその乗客に抗議した事のある私です。
(中には席に座る為わざと付けてる人もいるから
たちが悪いんですけどね…)

でも、もし付けている人を見たら、
できる限りでいいので優しく見守ってもらって
余裕があれば席を譲ってもらったり
「大丈夫ですか?」の一言をかけていただけたら
それだけできっと辛さも軽減すると思うのです。

まったく赤の他人ですけど
その人が「自分の身内だったら…」
そう思えば、きっと優しくできると思います。
ひょっとすると、もしかして自分が突然
その立場になるかもしれないのです。
明日のことは誰にも判りませんwww

正直なところ、こんなマークが必要とされる
そんな殺伐とした世の中がヒジョーに切ないのですが
(つけんでも、譲り合い支え合いの精神があれば
 いいだけのこと。)
困ってる患者が少なからずいるのも現実です。

ともかく「こんなものがあるんだよ。」というのを
知っててくださいね~。
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コメント: 1
  • #1

    ALLさち (日曜日, 30 3月 2014 16:20)

    バッジは様々出ていますね。
    一つの選択肢として根付くことを願っています。
    でも、実際付けている方を見たことがありません。日本人ならではの反応なのかなと感じています。
    一方、妊婦さんのバッジも、付けていたからイジワルなことをされたという記事を見かけました。こうなると、シグナルについて考えさせられます…。
    ちなみに、この二つ↓持っていますが付けたことはありません。
    http://usapon-nomorecancer.jimdo.com/%E7%BC%B6%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%B8/
    http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1312220027/

    http://www.cabrain.net/news/regist.do